Sakura dye
心躍る、ほんとうの桜色。
2023年6月14日放送のNHK Eテレ「趣味どきっ!」という番組にて当社の桜染めが特集されました。唯一無二のやさしくやわらかな桜のピンク色は、いくつもの工程を経てほんとうの桜色を染めることができる一筋縄ではいかない草木染です。身に着けるたび心躍る桜染めのアイテムをご紹介します。
Sakura Short sleeve knit
桜染 丸ヨーク半袖ニット
「趣味どきっ!」では物語の主人公だった桜染めのニット。原綿から染色することで、繊維の一本一本までしっかり染まり桜の綺麗なピンク色を長く楽しんでいただけるアイテムとなっております。オーガニックコットンを100%使用しているので環境にやさしく安心で肌触りも抜群です。
綿100% ¥16,500(税込)
Sakura three-quarter sleeve knit
桜染 丸ヨーク七分袖ニット
初めに紹介したアイテムの七分袖バージョンです。あまり腕を出したくないという方におすすめです。また七分袖ですので春から秋にかけて長く着まわせるアイテムです。ホールガーメントという無縫製で編み上げるニットでお作りしているため、縫い目のごわつき感が無く、服のラインが美しく綺麗なシルエットでご着用いただけるアイテムです。
綿100% ¥18,700(税込)
Sakura Canvas Coated Bags
桜染 ミニトートバッグ
桜染めの糸を織り上げた帆布の生地に撥水加工が施してあります。雨の日にも安心してお使いいただけます。取り出し口は巾着になっているので、中身が見えてしまうこともありません。桜染のやわらかなピンク色がコーディネートのワンポイントになるバッグです。
生地 綿100%+PUコーティング 持ち手 牛革(ベジタブルタンニン) ¥13,200(税込)
ほんとうの桜色
桜色を布に咲かせるこれまでの桜染めは、桜の木だけで染めているかと言えばそうではありません。一般的にはやさしい花の色を表現するために、紅花で赤く染めた布の上に白い布を重ねる“桜重ね”という手法や、茜で薄く染めたものを桜染と言っていました。つまり、桜だけで染めた“桜色”ではなかったのです。その理由は、桜の木から抽出した染料にはオレンジやベージュが多く含まれているため、ピンク色だけを取り出すことが技術的に不可能だったのです。また、今年きれいなピンク色に染めることができた桜の木から翌年同じように染めたとしても、まったく違う色に染まることもよくあります。MAITOの桜色は、何年にもわたる素材と染め方の試行錯誤を繰り返しやっと染めることができたほんとうの桜色なのです。