天然の色で染める「草木染め」
MAITOでは「草木染め（くさきぞめ）」で商品の色を染めています。 一般的にこの「草木染め」という方が伝わりやすいので私達はそう呼んでいますが、 「自然染め」「天然染め」「植物染め」などと呼ばれる場合もあります。 草木染めはその名の通り、草木から色素を抽出します。中にはコチニールやラックカイガラムシなど、昆虫由来の色素もあります。共通していることは人工的に化学合成された色素ではなく、 自然にあるものから色を引き出すということです。
草木染めは植物を煮煎じた物を使うので、熱湯のまま川に流すなどをしなければ環境を傷つけてしまうことはまずありません合成染料の染織排水は環境汚染の原因とされ、日本では浄水施設の設置が近年になって条例化されました。草木染めでは化学物質含む有害な染色排水を出さないため、環境負荷の少ない染色方法といえます。